沖縄コロナ、宮古・八重山の医療フェーズ引き上げ 定点あたり10.35と微減、推計2620人(5月22~28日)


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江

 沖縄県は1日、第21週(5月22~28日)に県内の54定点医療機関から報告があった新型コロナウイルス感染者は559人で定点当たり10・35人、総数(推計値)は2620人になると発表した。報告数は第20週より24人減少した。

 県全体の病院の入院患者は、22日時点で289人(重症者4人)だったが28日は250人(重症者1人)に減少した。重点医療機関の病床使用率は28日時点で、県全体が33・7%、圏域別では本島35・3%、宮古15・4%、八重山22・7%だった。

 県は同日、確保病床数に関連する医療フェーズについて、宮古圏域を2から3Aへ、八重山圏域を1から3Aへ引き上げた。

 感染者の年代別では80歳以上が87人と最多で、40代65人、10~14歳64人、30代62人、20代59人などだった。
(嘉陽拓也)