台風2号、80代男性が風にあおられて転倒、打撲 転倒事故は計6件(1日午後5時現在の被害まとめ)


社会
この記事を書いた人 琉球新報社
枝が折れ、一部道路に飛び出た街路樹=1日午後3時59分、糸満市西崎(小川昌宏撮影)

 台風2号の影響で、沖縄本島と周辺離島では1日午後も強風の被害が相次いだ。琉球新報が県内の各消防本部に問い合わせたところ1日午後5時までに、高齢者の転倒や倒木が道をふさぐ被害があった。本島と周辺離島の各自治体に設置された避難所には午後3時現在で少なくとも123人が避難している。

 沖縄市美里の86歳男性が風にあおられて転倒し、救急搬送された。打撲の軽傷だった。今回の台風による県内の転倒事故は少なくとも6件となった。

 同市知花では倒木が歩道をふさぎ、南桃原では木の枝が電線に接触した。金武町並里では停車中の車に木が倒れた。けが人はいなかった。宜野座村漢那ダム付近の村道では2本倒木があった。

 一方、暴風警報が解除された石垣市や宮古島市などでは避難所が閉鎖された。