バスケ日本女子、世界一 県勢初の宮本が活躍 知的障がい大会 フランス・ヴィシー


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宮本梨々奈(日本FIDバスケットボール連盟提供)

 知的障がい者の国際競技大会、ヴィシー2023Virtusグローバルゲームズが4~10日にフランスのヴィシーで開かれ、県勢の宮本梨々奈を含むバスケットボール女子日本代表(3人制)が優勝し、2連覇を達成した。連盟によると、同競技で選出されたのは県勢初。

 4チーム総当たり制の予選ラウンドを2位通過し、リーグ初戦で敗れたオーストラリアGoldと決勝で再戦した。

 決勝では序盤でリードするも、中盤で同点に戻された。それでも残り11秒でマイボールを保持して守り抜き、13―12の接戦の末に頂点をつかんだ。高さのある海外選手に苦戦したが「ディフェンスでプレッシャーをかけるようにした」と振り返る。優勝については「2連覇のプレッシャーと緊張はあったが、優勝できてうれしい」と心境を語った。
 (名波一樹)