海自、米・カナダ・フランスの3軍と沖縄南方で訓練 中国けん制狙いか 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
原子力空母「ロナルド・レーガン」=2022年10月、沖縄近海

 【東京】海上自衛隊は15日、10~14日に沖縄南方から南シナ海までの海域で、米海軍やカナダ海軍、フランス海軍との共同訓練「ノーブル・タイフーン」を実施したと発表した。船舶や航空機、潜水艦に対する各種戦術訓練や各国の艦艇間による洋上補給を実施した。4カ国での連携を強調し、中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 海上自衛隊から護衛艦いずも、さみだれ、米海軍から原子力空母ロナルド・レーガン、ミサイル巡洋艦アンティータム、ロバート・スモールズ、ミサイル駆逐艦ラファエル・ペラルタ、チャンフーン、補給艦ラパハノック、カナダ海軍からフリゲート艦モントリオール、フランス海軍からフリゲート艦ロレーヌが参加した。

(明真南斗)