沖縄最多40人の男性フラも 7月1~2日、恩納村でハワイアン祭典 ムーンビーチ


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ハワイアンイベント「ムーンビーチルアウ」に、男性フラ40人で参加するカイルアフラスタジオのメンバーら(提供)

 【恩納】ハワイアンの祭典「ムーンビーチルアウ」(同事務局主催)が7月1、2の両日、沖縄県恩納村のザ・ムーンビーチミュージアムリゾートで4年ぶりに開かれる。県内外から約1500人のダンサーが参加し、華やかなフラでイベントをハワイ一色に染める。県内中部を中心に活動する「カイルアフラスタジオ」は、県内最大数の男性フラ40人で臨む。仲本大樹代表は「特別な曲とオリジナルダンスを用意した。ぜひ多くの方にフラの魅力に触れてほしい」と意気込む。

 「カイルア―」は全国的にも“希少”な男性フラの普及に力を入れる。同イベントにもこれまで男性メンバーで13回参加している。今回はハワイ諸島の一つ、カウアイ島への旅をテーマにした曲を初披露する。両手を広げた飛行シーンや腹を抱えて笑いを表現するなど、振り付けも歌詞に合わせて細部までこだわっているという。

 衣装も並々ならぬ気合の入れようで、首に巻くレイは島の花「モキハナ」、シャツは島のイメージカラーである紫の生地をハワイから取り寄せ、全員の体形に合わせたオーダーメードのものを着用する。

 仲本代表は「イベントを楽しみたいというみんなの思いが一つになり、最高の仕上がりになっている」と胸を張った。「カイルア―」のステージは1日午後8時ごろを予定している。

 同イベントの開催時間は両日ともに午前11時~午後8時半で、正午~午後4時、午後6時半~8時半は無料でフラやバンドショーを観覧できる。そのほかワークショップやハワイアングッズの販売もある。

(新垣若菜)