SUP荒木、欧州最高峰レースでテクニカル準V 波乱の展開の中、巻き返し


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SUPのユーロツアー最高峰レースの男子テクニカルで準優勝した荒木珠里(左)(提供)

 SUP(スタンドアップパドルボード)のユーロツアー最高峰レースの一つ「Sup race festival SCHARBEUTZ」が24日、ドイツ北部のシャルボイツで行われ、荒木珠里(NHK学園高2年、KANAKA沖縄)が男子テクニカルで準優勝を果たした。

 レースは2キロのコースを2度出走し、合計タイムを競った。第1レースは、第1集団約25人がコースをミスする波乱の展開となった。荒木はいったん10位まで落ち込んだが、巻き返して2位でゴール。第2レースは終始独走して1位でゴールしたが、第1レースのミスを挽回できず、王者マイケル・ブース(豪州)に惜しくも及ばず準優勝となった。

 荒木は「波が難しく、体力的に厳しいレースだったが、父(汰久治さん)と沖縄で培った技術でブースをはじめ世界のトップ選手を抑えることができた」と収穫を口にした。

 荒木は7月14、15の両日日、ポルトガルで行われるワールドツアー第2戦に出場する予定。

(安里周悟)