政治

海保首絞め男性負傷 辺野古沖、市民ら「過剰警備」

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で20日午前、大浦湾の海上でカヌーに乗って抗議していた片岡希望さん(19)が、海上保安官に拘束された時に首を腕で絞められ負傷した。病院では頸椎(けいつい)捻挫で10日間の安静が必要と診断された。海上抗議のメンバーらは過剰警備だと憤った。

 複数の抗議メンバーによると片岡さんを拘束した保安官は、18日に抗議船を操縦していた磯村正夫さん(62)を押さえ込んで拘束し、意識もうろうの上に嘔吐(おうと)させたのと同一人物。
 片岡さんは20日午前10時50分ごろ、臨時制限区域内で拘束された男性を海に沈めた海保に抗議しようと海保のゴムボートに乗り込んだ。その時、保安官に腕で首を絞め上げられた。片岡さんは「意識が遠のきそうだった」と話した。背中も痛み、病院で診察を受けた。
 第11管区海上保安本部は本紙の取材に、片岡さんがゴムボートに乗った際に保安官を「突き飛ばした」ため制止したと説明。その後、けがの有無を確認した際に「首が痛い」と申告があり、救急車の要請を確認したが「必要ない」との回答だったため、臨時制限区域外に移動させたと答えた。一方、片岡さんは「突き飛ばしていない」と否定。「けがの確認も救急車要請も臨時制限区域の外だった」と指摘した。



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