台風6号 大東島地方の暴風警報を解除 強風注意報に切り替え 沖縄本島は2日にかけ最接近(8月1日午後7時3分)


この記事を書いた人 琉球新報社
気象衛星ひまわりの1日午後8時の画像

 南大東島地方気象台は1日午後7時3分、台風6号の接近に伴い大東島地方に出していた暴風警報を、強風注意報に切り替えた。引き続き強風に注意するほか、沿岸の海域ではうねりを伴い猛烈にしけていることから高波に厳重に警戒するよう呼び掛けている。

 大型で非常に強い台風6号は1日午後6時には那覇市の南南東約130キロの海上にあり、1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいる。大東島地方は暴風警報が解除されたが、既に全域が暴風域に入っている沖縄本島地方には2日にかけて非常に強い勢力を維持したままかなり接近する見込み。台風は東シナ海で速度が遅くなるため、沖縄本島地方や先島地方では3日以降も台風の影響が長引く恐れがある。

 台風は中心の気圧が930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心の東側280キロ以内と西側220キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。