デジタル端末使い地域の未来像に迫る NIE大会最終日、ICT実践授業を公開 愛媛


社会
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デジタル端末などを活用して自分たちの住む地域の将来像について話し合う松山市立小野小の児童ら=4日、愛媛県松山市の愛媛県県民文化会館

 【愛媛で金城実倫】第28回NIE全国大会松山大会(日本新聞協会主催、愛媛県NIE推進協議会・愛媛新聞社主管)は最終日の4日、愛媛県松山市の愛媛県県民文化会館、身体障がい者福祉センターの両会場で公開授業と実践発表などを行い、閉幕した。愛媛県内の小中高校と盲学校などが取り組むICT(情報通信技術)を取り入れたNIEの授業など、全国から集まった教諭らが見学し理解を深めた。次回は来年8月1、2の両日に京都で開催する。

 松山市立小野小学校6年の公開授業では、地域の伝統行事や遺跡、自然などが掲載された新聞記事を引用したり、実際に地域を巡ったりしながら、自分たちの住む地域の未来像を考えた。

 児童一人一人がデジタル端末を使い、グループ内の意見をまとめるなど、ICTを活用した授業を展開した。