那覇空港国際線の保安検査場が一時閉鎖　制限区域内で小型のはさみ見つかる

　那覇空港国際線ターミナルで16日、保安検査場を越えた危険物等所持制限区域内で乗客のバッグの中に小型のはさみが入っていたとして、同日午後3時半ごろから約1時間、国際線ターミナルの保安検査場が閉鎖された。

　那覇空港事務所によると、安全上の確認が必要なトラブルが発生し、一時、検査場の入り口を閉鎖した。その後、同日午後4時半過ぎ、安全上の問題が解決したとして、保安検査の受け付けを再開した。問題の詳細については「保安上の面から回答は差し控える」としている。この影響による、欠航便は確認されていないという。

　関係者によると、同空港国際線の保安検査場で、乗客のバッグの中に小型のはさみが入っているのを係員が画像で確認し、バッグの中をあらためた。しかし、はさみはバッグの中の別のバッグに入っていたため確認されなかった。その後、バッグを所持していた乗客を制限区域内で見付け、バッグに入った小型のはさみを確認したという。