政府が東京電力福島第1原発の処理水を24日にも海洋放出することを受け、沖縄平和運動センターと県原爆被爆者協議会は処理水の海洋放出に断固反対する緊急集会を23日、那覇市泉崎の県民広場で開いた。市民約43人が参加し、民意を無視する政府に対して怒りの声が相次いだ。
集会のあいさつで、沖縄平和運動センター事務局の岸本喬事務局長は、唯一の被爆国である日本が放射能に関する問題を簡単に片付けてはいけないと訴えた。
また、「処理水の海洋放出は今の世代だけではなく、後世まで続く問題だ」とした。
(玉寄光太)