【石垣】石垣島の星空の魅力を発信する「南の島の星まつり」(同実行委員会主催)が19日、沖縄県石垣市で開幕した。4年ぶりの通常開催。この日の夜に星まつりのメインイベントで、石垣島全島の消灯を呼び掛け星空を楽しむライトダウン星空観望会が、市南ぬ浜町緑地公園で開かれた。午後8時半に会場内の照明が落とされると上空に満天の星が現れた。約2300人の来場者から「おおーすごい」「素晴らしい」と歓声が上がった。
星空観望会でNPO法人八重山星の会が星空にレーザーを当てながら星座などを解説した。来場者は顔を上げたり、あおむけになったりして、星空を見詰めた。
観望会前の夕涼みライブにはパーシャクラブらが登場し、会場を盛り上げた。星まつりは27日までで、期間中に石垣島天文台での天体観望会などが実施されている。
(照屋大哲)