「墜落招く危険な行為」 米軍機レーザー照射で防衛相


この記事を書いた人 金城 美智子

 【東京】中谷元・防衛相は1日午前の閣議後の記者会見で、米軍普天間飛行場の周辺上空で米軍機にレーザー光とみられる光線が当てられたとして、在沖米海兵隊が県警に通報したことについて「航空機へのレーザー光線の照射はパイロットの操縦障害につながり、墜落等の大惨事を招きかねない、大変危険で悪質な行為だ。理由にかかわらずこういった行為は絶対にやめてほしい」と述べ、懸念を示した。

 中谷氏は計5回のレーザー光線の照射があったとした上で「関係省庁と緊密に連携しながら、通報体制の構築など防止対策について検討している」と表明。直近では10月30日午後6時8分ごろにUC12機に照射があったと説明した。
【琉球新報電子版】