プロ野球ドラフト会議で西武から1位指名された富士大(岩手)の多和田真三郎投手(22)が3日、母校の中部商業高を訪れ、生徒を前にプロ入りを報告し「中商の卒業生として、いい報告ができるように頑張りたい」と抱負を述べた。
多和田は2011年度、中部商を卒業し、富士大に進学。西武では松坂大輔(現ソフトバンク)の背番号18を受け継ぐことが決まっている。
川根茂森校長は「(1位指名は)日々の練習のたまもの。生徒の皆さんも誇りに思ってそれぞれの学校生活に生かしてほしい」とあいさつした。
多和田は「久しぶりに母校に戻ってきて懐かしい気持ち。ここで学んだものを(プロでも)生かしていきたい」と話し、後輩たちへ「一日一日を大切に過ごしてほしい」とエールを送った。