「オール沖縄会議」14日に結成総会 島ぐるみ会議が発表


この記事を書いた人 志良堂 仁
「オール沖縄会議」の設立総会について説明する呉屋守将金秀グループ会長(前列左から3人目)ら=6日午後、自治労県本部

 名護市辺野古への新基地建設に反対する幅広い団体を網羅する「オール沖縄会議(仮称)」の結成総会が14日午後6時半から、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟で開催されることが決まった。共同代表に就任予定の呉屋守将金秀グループ会長、高里鈴代島ぐるみ会議共同代表らが6日、記者会見して発表した。総会には翁長雄志知事も出席予定で、千人以上の規模を想定している。

 呉屋氏は会見で、米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備撤回や普天間飛行場の県内移設断念を求めた建白書の実現に向けたこれまでの運動が分散的で、組織化されていなかったことに触れ「オール沖縄会議に再結集し、力強い運動で目標を達成したい」と結成の意義を強調した。高里氏は「働き掛けを日本政府にも、米国、海外にも広げていきたい」と決意を述べた。共同代表には2氏のほか稲嶺進名護市長も就任する予定。