希羽ちゃん応援動画アップへ FEC芸人ら県外にも呼び掛け


この記事を書いた人 金城 美智子
翁長希羽(のあ)ちゃんを救う運動を後押しする動画撮影に臨むお笑い芸人ら=14日、那覇市安里のFECオフィス

 米国での心臓移植を必要とする翁長希羽(のあ)ちゃんの募金活動を後押しするため、「FECオフィス」のお笑い芸人らが14日、那覇市安里のFEC事務所で、360度の範囲で記録する応援メッセージ動画を撮影した。動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップし、閲覧できるようにする。

 目線の動きに合わせて360度の風景動画を楽しめる装置「ちゅらWay(ウェイ)」を使用すると、バーチャルの動画も楽しめる。ちゅらウェイを開発したアクティエージェントと、広告会社「BBDO J WEST」沖縄支店の協力を得て、応援動画を撮影した。
 「のあちゃんを救う会」事務局の桃原英樹事務局長、FECオフィスの山城智二代表は「県外の多くの人も見ることができる。支援の広がりに期待したい。目標額3億2千万円の年内達成に向け、幅広い層の協力をいただきたい」と語った。
 動画のアドレスはhttps://www.youtube.com/watch?v=bO2Ds1xGybo
 事務局によると、11日現在の募金総額は2億7297万円余りとなっている。問い合わせは救う会事務局☎098(860)7607。
【琉球新報電子版】