地産給食で健康に うるま与那城小


社会
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給食で提供されたモズクナムルを頬張る与那城小学校児童=10日

 【うるま】給食で地元産品を味わい、健康づくりを推進する「うるまキッズヘルスUP作戦」事業が10日、同市の与那城小学校で開かれた。市食生活改善推進協議会(湯之上淳子会長)会員が考案したモズクでこしらえたナムルを児童が食し「おいしい」と歓声を上げた。

 テーマは「モリモリ野菜噛(か)めー噛めー」。今月2日には宮森小学校の給食で行われ、地元食材に工夫を凝らした野菜たっぷりミネストローネ、カラフルサラダが提供された。児童から好評を得た企画の一環で、与那城小でも開催された。
 この日は、児童600人へ野菜たっぷり、稚魚のシラスも入ったモズクナムルが提供され、いつもとは一味違う風味と食感のモズクを味わった。
 3年生の仲本乃彩さんは「いつもはカップに入ったモズクを食べているが、こんな食べ方もあるのかと思った。おいしいのでお母さんに教えて作ってもらいたい」と感想を話した。
 「少し酸っぱいかな」と話した3年生の山城勇輝君は「生でいつもは食べているが、こんなおいしい料理にもできるんだと思った」と話し、笑顔でナムルを平らげた。
 湯之上会長は「これまで大人向けのヘルシーメニューに取り組んできたが、今回は子ども向けに挑戦した。みんなが喜んで食べてくれて、とてもうれしい」と、手応えを感じた様子で話した。

  モズクナムル
  サラダ、ミネストローネ