新年初の座り込み抗議 辺野古 作業確認されず


この記事を書いた人 金城 美智子
肩を組んで新基地建設反対の意思を確かめ合う市民ら=4日午前9時半ごろ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に反対する市民ら約80人が4日早朝、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に集まり、ことし最初の座り込み抗議行動をした。午前11時までに県警や警視庁などの機動隊はゲート前に姿を見せず、基地内へ入る移設工事の関係車両も確認されていない。

 市民らは「ゲート前の初興し」と称して琉球舞踊「かぎやで風」やカチャーシーを舞い、歌を歌うなどして新年を祝い、建設阻止へ決意を新たにした。
 海上では作業員の姿は確認できず、作業は行われていないとみられる。建設に反対する市民らのカヌー10艇と抗議船4隻が抗議行動を展開した。
【琉球新報電子版】