県内を拠点に活動する女子サッカーチーム「ヴィクサーレ沖縄FCナビィータ」は10日、金武火力発電所雄飛の広場でトップチームに加入する選手のセレクションを実施した。現在チームに所属するメンバーのほか、県外の選手など25人が参加。紅白戦や男子チームとの試合を通して自らの技術をアピールした。
ナビィータは国内女子サッカーの最高峰・プレナスなでしこリーグ1部参入を目指して活動を続けている。トップチームの加入選手は25人程度を見込んでいる。セレクションは実戦さながらの雰囲気の中で行われ、各選手が熱のこもったプレーを見せた。
チームを運営するヴィクサーレスポーツクラブの加藤久理事長は、「中学生の参加者でもレベルが高くて、これからが楽しみだ」と若手の飛躍に期待を込めた。さらに、「トップの選手も一定の水準でサッカーができている。フィジカルを鍛えることでアスリートのサッカーに近づけられる」と話した。
セレクションの合格者は今月末に公表される予定。