58園に日ハム絵本 北海道企業、名護で贈呈


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日ハムの選手会が制作した絵本を稲嶺進名護市長(右)に寄贈する村田正敏会長=20日、名護市営球場

 【名護】北海道新聞社や全日本空輸、サッポロビール、JR北海道、日本ハムで構成する「なごに雪プロジェクト実行委員会」(村田正敏会長=北海道日本ハムファイターズを応援する会会長)は20日、プロ野球日本ハムの選手会が制作に携わった絵本「もりのやきゅうちーむふぁいたーず」を名護市内の幼稚園と保育園全58カ所に寄贈した。

 絵本は大谷翔平選手がキリン、中田翔選手がゴリラなど、選手をモデルにした動物が野球を通し成長する姿を描く。作画は北海道在住の絵本作家、堀川真さん。
 球団がキャンプを行う名護市営球場で贈呈式があり、村田会長が稲嶺進名護市長に絵本を手渡した。村田会長は「読んだ子どもらが、10年、20年後に名護と北海道をつなぐ懸け橋となる人材に成長してほしい」と話した。稲嶺市長は「温かい志をいただいた。絵本を通して子どもらが野球が好きになり、元気な体をつくってほしい」と感謝した。