沖縄県議会
佐野 真慈 26日に開会した沖縄県議会（赤嶺昇議長）の9月定例会で、本会議休憩中に与党会派「おきなわ南風」の会派室において飲酒を伴う会合が開かれていたことが分かった。事案の判明を受けて開かれた各派代表者会議で説明を求められた同会派の平良昭一会派長は、議員同席の上で飲酒があったことは認め「議員以外に職員が2人いて、その方が飲んだ。議会の権威を汚すようなことをしてしまった。非常に申し訳なく思う」と謝罪した。
飲酒は野党の自民側から「宴会が行われていないか」などと議長に確認があり、赤嶺議長がおきなわ南風会派室を訪れ、卓上の酒やビールを確認した。野党は「議員が飲んでいないという説明はにわかに信じがたい」などと指摘した。
おきなわ南風は取材に「飲酒していたのは県職員だが午後6時を過ぎており、退勤後だった」などと釈明した。
（佐野真慈）
