子の心に明かりを 有志、ひな人形寄贈 浦添の児童センター


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 子どもの心に明かりをともしたいと岐阜県在住の仲大盛克才(よしまさ)さん(72)=石垣市出身=らがこのほど、浦添市立森の子児童センターにひな人形を寄贈した。1日からセンターでお披露目されており、子どもらがおひなさまの衣装や飾りなどに見入っていた。

 センターは幼稚園児や小中高生らが放課後、利用する。大城喜江子館長は「子どもを大切に思ってくれる気持ちがうれしい」と感謝した。
 仲大盛さんは本紙読者で、沖縄の子どもを取り巻く貧困問題に心を痛めている一人。友人の枯芝勝さん(77)のひな人形を譲り受けて、別の友人の吉田光雄さん(68)や松久和正さん(78)と送料を捻出して送った。仲大盛さんは「少しでもできることを続けていきたい」と話した。