米兵女性暴行でワーキングチーム 県、国、米軍が防止策を議論


この記事を書いた人 金城 美智子
米軍関係者の事件・事故防止を話し合う日米ワーキングチーム会合のメンバーら=19日午前10時すぎ、那覇市の外務省沖縄事務所

 県、基地関係市町村、政府、在沖米軍が米軍関係者の事件・事故防止について話し合うワーキングチーム(作業部会)会合が19日午前10時、那覇市の外務省沖縄事務所で始まった。開催は24回目。同事務所の中野大輔副所長は冒頭「先月、那覇市で痛ましい事件があったことは極めて遺憾だ」と述べ、那覇市で発生した米兵による女性暴行事件に言及し「本日は米軍からこれまでに取った措置を説明してもらいたい。建設的な議論に協力してほしい」とあいさつした。

 米側を代表し、在沖米四軍調整官事務所のブレイディー・クロシェ所長(陸軍大佐)は「率直でオープンな議論は事件・事故の減少につながる。われわれの関係も強化する」と話した。【琉球新報電子版】