なごまち探索、魅力再発見 時間内で競う「ロゲイニング」


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「ロゲイニング」でスタートする参加者=4月29日、名護市の21世紀の森屋内運動場

 【名護】地図を頼りに名護市内の各地に設定された地点を回り、点数を競う「ハッピーなごまちロゲイニング2016」(名護市観光協会青年部STEP主催)が4月29日、名護市の21世紀の森屋内運動場を発着点に行われた。大人から子どもまで27チーム94人が市内外から参加、市内各地を巡り、名護の魅力を再発見した。

 名護岳や各店舗、施設など市内の各地点を制限時間内にチーム単位で回る。各地点には点数が割り振られており、どこをどう回るか戦略を練りながら合計点数を競い合った。制限時間は午後3時までの4時間でゴールに1分遅刻するごとに100点減点されるとあって、各チームは時間も気にしながら楽しんだ。全チームがゴールした。
 一般の部は「らんさぽ」(糸満市)が2連覇した。夫婦で参加した「らんさぽ」の座安晃さん(43)と美佐子さん(45)は「とにかく距離を稼いで遠い所の高得点を狙おうと27キロぐらい走った。来年は3連覇を目指したい」と意気込んだ。
 ファミリーの部で優勝した「チームみなと」(豊見城市)も連覇だった。金富基起さん(40)=会社員=と息子で伊良波中2年の海南斗(みなと)さん(13)は「できるだけ起伏のある所には行かず、平たんな所でポイントを稼いだ。連覇できてうれしい」と喜んだ。
 他の入賞は次の通り。
 【一般】(2)らんさぽ武ちゃんズ(3)滋賀県OL協会沖縄支部
 【ファミリー】(2)チームかのん(3)みなと