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ハブ逮捕は任せて 浦添署員、捕獲法を学ぶ

毒のないヘビでハブの捕獲訓練をする浦添署員=2日、同署

 【浦添】ハブにかまれる人が多くなる季節を前に、浦添署で2日、署員を対象にしたハブ対策の講習会が開かれた。県衛生環境研究所の寺田考紀主任研究員を講師に、危険な種類の見分け方を学んだほか、毒のないアカマタを使って捕獲の実践を訓練した。

 寺田研究員は、ハブ、サキシマハブ、ヒメハブ、タイワンハブと、それぞれ写真で紹介しながら「頭が三角形のものがハブとよく言われるが、紛らわしいものもいる。背中の色と模様も見てほしい」と、毒の有無をしっかり見極めて対応するよう促した。

 体長の約半分が跳んで攻撃できる距離であることを説明し「間合いを取ることが大事」と強調。かまれた場合は助けを呼び、急性アレルギー症状が出ることもあることから、車の運転など1人で行動しないことが大切と説明した。

 署員らは実際のハブを見た後、毒のないヘビで捕獲を練習。専用道具を使い、動きを制御しやすい、頭から体長の3分の1程度の部位を挟んで捕まえることを体験した。

 浦添署地域課の崎浜秀樹課長は「ハブの捕獲は昼間は役所に連絡し、夜間など緊急の場合は警察に連絡してほしい」と呼び掛けた。

 ハブにかまれる人が多いのは5、6月と秋口という。同署によると、県内で昨年は110番による捕獲要請は622件あり、うち54件が浦添署管内だった。今年も既に管内で9件の捕獲要請があった。