沖縄の観光業界で働きたいけど、実際どうなの?!観光人材のマッチング支援!人事担当と求職者が「沖縄観光業界 ゆんたくカフェ」でホンネトーク【PR】


社会
沖縄の観光業界で働きたいけど、実際どうなの?!観光人材のマッチング支援!人事担当と求職者が「沖縄観光業界 ゆんたくカフェ」でホンネトーク【PR】
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ゆんたくカフェの模様

 「大好きな沖縄で働きたいけど、疑問や不安も―」。そんな皆さんのために、2月28日、那覇市内のホテル「ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城」で開催されたイベント「沖縄観光業界 ゆんたくカフェ」。観光業界の第一線で活躍する方々を講師に招き、求職者の皆さんとさまざまな意見を交換しました!

ゆんたくカフェ動画ダイジェスト

「ゆんたくカフェ セッション2」のダイジェストを動画で閲覧できます(再生▶でスタートします)

「100 年先まで残したい沖縄」をテーマに活動する武藤瞳さんが、サスティナビリティの観点から、これまでの自身の活動と、沖縄の観光業界の課題と展望について語りました。

沖縄移住が人生の転機に

 私は8年前の 2016 年、結婚を機に沖縄へ移住。移住後、旅系インスタグラムを始め、国内外の公式案件を手掛けるようになりました。フリーダイビングを始めてからは、サスティナビリティに目覚め、2019 年に自社 SDGs ブランドのアカウントと EC サイトを立ち上げ、成功を収めました。

足元から沖縄をよくしたい!!

 でも、そこで気付いたことがありました。自分の目の前の足元は全然良くなっていないんじゃないか、と。そこで、足元から沖縄をよくしたいと思い、2021 年に一般社団法人 サスティナブルオキナワを立ち上げました。
 サスティナブルオキナワは、未来の沖縄のために行動したい全ての人を応援するための組織。「百年先まで残したい沖縄」を掲げ、コミュニティーを作ってきました。

百年後に残したい沖縄

 私は山口県の周防大島の出身なので、沖縄に来た時にすごく懐かしいなと感じました。沖縄の人の精神性、なにか温かい感じ、ゆるやかな感じが大好きで、そういうものを残したいと思っています。
 残したい沖縄と観光業界のニーズの共存は、すごく難しい。沖縄の観光業界で今後働く皆さん、沖縄のことが大好きな皆さんには、沖縄の人たちが残していきたいものについて考えてもらいたいです。
 私は、観光業界が今より良い状態になることが、そのまま、沖縄が今より良い状態になることだと思っています。どんな大きな問題でも、一歩目を踏み出すのは、皆さんの足元からです。

【ポイント】
量より質の観光を
 武藤さんは講演の中で、現在の観光政策では量より質が課題となっていると指摘。観光客1人あたりの宿泊数・消費金額が重要とし、情報の調べ方をフロアと共有しました!

 セッション2では、ホテル業3社の人事担当者が登場。県内外からの求職者をはじめ、留学生、既に県内の観光業界で働く皆さんからさまざまな質問を募り、トークを展開しました!

求職者からの質問

Q.沖縄で働く魅力って何ですか?

-西村
 関西から沖縄へ来て3年目ですが、人が温かいし、文化も面白い。気候も暖かく、冬でも暖房がいらないので快適です。

-室田
 車通勤だと東京のような通勤電車のストレスがありません。花粉症がないのもいいですね。

Q.一緒に働きたいのはどんな人?

-金城
 ホテル業界は人と接する仕事なので、まずは、お客さまに対して興味を持って、人間観察をしたり、お客さまがどう思っているのか察知することができる人。そして、一緒に働くメンバーに対しても興味や関心、思いやりを持てる人。

-知念
 人と話すことが好きな人。お客さまに対してだけではなく、スタッフ同士でもです。業務内容だけ話すのではなく、世間話をするとか…。そうしたら職場的もにぎやかになりますしね。

Q.ホテル業界で重要なスキルは?

-金城
 第一印象をよくするために、笑顔を作ることが大切。相手の話をちゃんと聞くことも、コミュニケーションをしていく上で大切ですね。

-室田
 基本的にはやる気さえあれば OK。とはいえ、ヒルトングループの場合、英語が飛び交う職場なので、英語力は必要かも。あとは、おせっかいな人が向いています。例えばお客さまが出かけられる時にレストランを紹介して「あなたが教えてくれたおかげで楽しい旅になった」と言っていただけるのが喜びになるんですね。ちょっとしたおせっかいで、旅におけるエクスペリエンスをつくれるのが観光業界の魅力です。

Q.注目すべき新事業は?

-比嘉
 2025 年に沖縄北部でオープンを予定しているテーマパーク「ジャングリア」です。オープン後は、沖縄の観光業界、ホテル業界は人が必要になるので、未来は明るいですよ!

【アドバイス】
①英語はやる気!
 英語は最初からできなくても大丈夫。今はいろいろなツールもありますし、やる気さえあればやっていけると思います。ただ、英語がきらいという人は少し厳しいかも。
②車の免許は必須!
 沖縄で働くなら、車の免許は必須! 逆に、車さえあればどこにでも行けるので楽しいですよ。
③文化の違いを尊重しよう
 沖縄は、県外と比べて、しゃべる言葉、食べ物、感じ方などに違いがあります。ただ、沖縄には、チャンプルー(ごちゃまぜ)という面白い文化がある。どんな人でも大きな心で受け入れてくれるところがあるので、沖縄の人たちが大事にしているものを尊重しつつ、沖縄の中で生かされていることを感じながら、うまくやっていってほしいと思います。

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令和5年度 観光人材マッチング支援事業
主催:沖縄県文化観光スポーツ部観光振興課