マンゴー、旅酒、41度 どれがお好み?泡盛いろいろ


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「ぜいたくマンゴーリキュール」

〈請福酒造〉マンゴー果汁で「デザート感覚」
 【石垣】請福酒造(石垣市、漢那憲隆社長)は泡盛にマンゴーの果汁を加えたリキュール「ぜいたくマンゴーリキュール」(300ミリリットル、アルコール度数5度)を開発した。限定5千本で税込み1447円。16日から県内酒販店やホームページで販売を始めた。
 川平ファーム(石垣市)がフィリピンの自社農場で生産するマンゴーを原料に製造した。水を加えずほぼ100%のマンゴー果汁を使用し、とろみのある風味豊かな味に仕上げた。
 漢那社長は「マンゴーをそのまま食べているような味わい。デザート感覚で楽しめる。アイスクリームやかき氷にかける食べ方も試してほしい」と話した。
 問い合わせは同社(電話)0980(84)4118。

「旅酒5番 石垣島」

〈玉那覇酒造所〉地域名を冠した全国統一「旅酒」
 【石垣】酒販の旅酒(神奈川県、荒井隆是社長)は16日、石垣市の玉那覇酒造所の泡盛古酒を含む全国の酒を「旅酒」として統一した商品を発表した。全22種類あり、玉那覇酒造所の泡盛は「旅酒5番 石垣島」として売り出す。6月1日からそれぞれ地元の宿泊施設や土産品店で販売を始める。
 「旅酒」シリーズは主に外国人観光客に向けて売り込もうと企画。紹介したい土地を厳選し、当地の酒造所と協力して日光、湯布院など地域名の商品を開発した。
 沖縄からは玉那覇酒造所が参加。アルコール度数43度の7年古酒を提供した。商品は300ミリリットルで希望小売価格1200円(税抜き)で販売する。

「玉友沈黙1991」

〈石川酒造場〉かめ貯蔵25年で独特の強い風味
 石川酒造場(西原町、仲松政治社長)は、1991年から25年間かめのみで貯蔵した「玉友沈黙1991」を発売した。かめの持つ独特の強い風味と古酒の香りが楽しめる。アルコール分41度、容量720ミリリットル。数量限定、価格は2万5千円(税込み)。問い合わせは同社(電話)098(945)3515。