「はぼまい」の二の舞い 学童保育「何だっけ」 島尻氏


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島尻安伊子沖縄担当相

 子どもの貧困の解消に取り組む島尻安伊子沖縄担当相は22日の那覇市内での会見で、貧困対策に重要な役割を担う「学童保育」を説明する際に「学校終わった後の、えーと何だっけ」と、発言に詰まる場面があった。事務方が「学童保育」と伝えて、そのまま説明を続けた。

 北方担当相も務める島尻氏はことし2月の会見で、北方領土の「歯舞諸島」を「はぼまい」と読めず、言葉を詰まらせた。
 22日の会見は学生ボランティアとの面談後に開いた。この日は県内の貧困対策の取り組み視察で来県していた。
 学童保育は、ひとり親世帯や共働きの子どもが放課後に過ごすための場所として子どもの居場所づくりの観点から重視されている。だが県内では利用料の高さが指摘されている。国は学童に通えない子の支援を緊急対策事業に盛り込んでいる。