輸出2カ月ぶり減 輸送用機器、魚介類など 4月沖縄貿易概況


この記事を書いた人 金城 美智子

 財務省沖縄地区税関が23日に発表した4月分の管内貿易概況(速報値)によると、輸出は航空機エンジンなど再輸出品や輸送用機器、魚介類や同調製品が減少し、前年同月比38・5%減の18億1700万円で、2カ月ぶりの減少となった。輸入は南西石油が昨年4月に石油精製を停止し、原粗油の輸入がゼロになったことなどが響き、41・0%減の92億7900万円と3カ月連続の減少だった。

 輸入面では精製を止めた南西石油に代わり、中国から揮発油の輸入(5億9千万円)があった。【琉球新報電子版】