名護南が4年ぶり8度目の栄冠 やんばる駅伝与論島大会


この記事を書いた人 新里 哲
1位でゴールした名護市南のアンカー比嘉成之=28日午後、与論町の総合グラウンド

 【与論】北部12市町村と鹿児島県与論町、知名町、和泊町からの17チームが健脚を競う第26回やんばる駅伝競走与論島大会(主催・同実行委員会、与論町、琉球新報社)が28日、与論町の総合グラウンドを発着点に行われ、名護市南が4年ぶり8回目の栄冠を手にした。与論島大会は2連覇。1周10・4キロの県道を4周する9区間44・2キロで行われ、記録は2時間時37分51秒だった。

 名護南は1区が2位でタスキをつなぎ、2区のエース棚原憲哉が伊江村を抜いて首位に躍り出た。同じく2区から2位につけた本部町と競り合いながらも最後までトップを譲らなかった。最終的に2位の本部町に21秒差で逃げ切った。3位は宜野座村、4位は開催地地元の与論町、5位は国頭村だった。
 今回から鹿児島県沖永良部島の和泊町が正式に加盟し、同県からの出場は与論町、知名町と合わせ3チームになった。与論島大会は5回目。過去最多だった前回と同じ17チームが島内各地での熱い声援を背に、白熱したレースを展開した。
【琉球新報電子版】