父の日は牛乳(ちち)を 県酪農協が消費PR


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
県産牛乳で乾杯する関係者ら=10日午前、県庁

 19日の「父の日」を前に県酪農青年女性部連絡協議会(新里菊也会長)は10日、県庁に浦崎唯昭副知事を訪ね「父の日に牛乳(ちち)を贈ろう」と銘打った県産牛乳の消費拡大キャンペーンをPRした。出席者一堂で乾杯したほか、牛乳を混ぜ込んだきな粉餅も振る舞われた。

 新里会長は牛乳には血糖値の上昇を抑える効果があり、糖尿病や肥満の改善が期待されているとし「日ごろ疲れているお父さんに牛乳を贈ろう。お酒だけでなく、牛乳も飲んでほしい」と期待を込めた。

 浦崎副知事は「県産牛乳は県民の健康の維持・増進に欠かせない。地産地消や食育の観点からも重要で、消費拡大に向け連携して取り組みたい」と応じた。

 県民1人当たりの年間牛乳消費量は20.9リットル(2015年)。ピークだった1996年の35.3リットルから約40%落ち込んでいる。