【粟国】任期満了に伴う粟国村長選挙は2日告示され、届け出順に、いずれも無所属新人で、元粟国小中学校校長の浜川栄優氏(63)、元副村長の伊佐文宏氏(71)、前教育長の上原一宏氏(62)の3人が立候補を届け出た。三つどもえの選挙戦が確定した。
投開票は7日。期日前投票は3~6日の午前8時半~午後8時、粟国村離島振興総合センターでできる。2日現在の選挙人名簿登録者数は587人(男性334人、女性253人)。
浜川氏は「地域経済を活性化させ、子育てもしやすく住民が住みやすい島づくりに取り組む」と述べた。
伊佐氏は「観光、農業、漁業、畜産業の振興を通じて人口減少を抑え、新たな雇用を生み出す」と述べた。
上原氏は「子育てや学校教育支援、村道一周線の整備促進を通して暮らしやすい村を目指す」と述べた。
浜川 栄優氏(はまがわ・しげまさ) 1960年生まれ。粟国村浜出身。沖縄国際大卒。旧大宜味村立塩屋小校長などを務め、2021年定年退職。
伊佐 文宏氏(いさ・ふみひろ) 1953年生まれ。粟国村浜出身。金沢工業大中退。2008年に副村長に就任し、20年まで3期務めた。
上原 一宏氏(うえはら・かずひろ) 1961年生まれ。粟国村西出身。南部工業高卒。村会計課長、総務課長などを務め、2022年教育長就任。
(普天間伊織)
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