発展に尽力 9氏たたえる 琉球新報賞贈呈式・受賞祝賀会


この記事を書いた人 新里 哲

 第52回(2016年度)琉球新報賞の贈呈式・受賞祝賀会(琉球新報社主催)が21日夜、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。経済・産業、社会・教育、スポーツ振興、文化・芸術の各分野の発展に尽力し、長年にわたる足跡を残した9氏に賞状と記念品が贈られた。

 経済・産業功労にオリオンビール社長の嘉手苅義男氏(77)とメイクマン会長の湧川善充氏(72)、社会・教育功労に県なぎなた連盟会長の長濱文子氏(87)、スポーツ振興功労に元WBA世界ライトフライ級チャンピオンの具志堅用高氏(61)、文化・芸術功労に作曲家・プロデューサーの普久原恒勇氏(83)と琉球舞踊家の谷田嘉子氏(79)、玉城節子氏(75)、玉城秀子氏(74)、金城美枝子氏(75)が選ばれた。

 贈呈式で富田詢一琉球新報社長は「時には苦難の道を歩まれ、大変なご苦労があったと思う。ご功績に心から敬意を表する」とあいさつした。

 安慶田光男副知事が翁長雄志知事の祝辞を代読し「県勢発展のため今後とも力添えを頂きたい」と述べた。

第52回琉球新報賞を受賞した(前列左から)金城美枝子氏、玉城秀子氏、玉城節子氏、谷田嘉子氏、長濱文子氏、(後列左から)普久原朝之氏(普久原恒勇氏の代理)、具志堅用高氏、湧川善充氏、嘉手苅義男氏=21日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー