今帰仁城跡でディナー 地元食材でぬちぐすい10品


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調理したエビや海草を小さなコルク瓶に入れ盛り付けられた料理「海からの贈り物」が紹介された=12日、今帰仁村の今帰仁城跡

 【今帰仁】農と食を通して今帰仁村の魅力をアピールしようと、今帰仁城跡の雄大さを眺めながら一流のコース料理を味わう「今帰仁城(グスク)ディナー」(村商工会主催)が12日、行われた。村関係者やメディア関係者ら約40人が出席し、地元食材を使った料理を楽しんだ。

 料理10品はそれぞれ今帰仁産の食材を使ったほか、バナナの葉や琉球石灰岩のプレートなど食器にも今帰仁の物が使われた。

 喜屋武治樹村長は「関係各所と連携して、特産品の販路拡大などを図り、今帰仁村から『ぬちぐすい』料理を発信していきたい」とあいさつした。

 東京都から参加した飯田聡美さん(44)は「景色もテーブルセッティングも、全てが素晴らしい。情熱が込められた料理を味わえている」と話した。