沖縄のチムグクル、被災地に響く 県出身歌手ら熊本激励


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
フィナーレで出演者と観客が一体となってカチャーシーを踊る「琉球の風2016」=2日、熊本市のフードパル熊本(金城実倫撮影)

 民謡歌手の知名定男さんがプロデュースする「琉球の風~島から島へ~2016」(琉球の風2016実行委員会主催)が2日、熊本市のフードパル熊本で開催された。「琉球の風」は2008年、知名さんの友人で熊本の居酒屋店主だった故・東濱弘憲さんらによって始めたのがきっかけで、今年で8回目となる。

 知名さんや夏川りみさん、かりゆし58、宮沢和史さん、南こうせつさん、宇崎竜童さんなど県内外総勢17組のアーティストが出演し歌と三線、ギターで会場を盛り上げた。約2千人(主催者発表)の観客が訪れ沖縄の音楽に酔いしれた。フィナーレではアーティストと観客全員でカチャーシーを踊り、盛り上がりを見せた。
 昨年から来ているという神谷由梨亜さん(31)=熊本県菊池郡大津町=は「沖縄の音楽に合わせアーティストと観客が一体となって楽しく踊るのが楽しい」と笑顔を見せた。
 沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長から、熊本県の小野泰輔福知事に義援金300万円の贈呈もあった。