方言でカーエーと呼ばれるゴマアイゴは繊細なアタリと強い引きで県内のウキ釣り師に人気の魚だ。玉城正一さんはカーエーを1年を通して狙うカーエーハンターだ。その玉城さんから慶佐次漁港でカーエーが安定して釣れているとの情報が入ったので、9月21日に取材を約束した。
ここのポイントは日没前後に釣れるとのことで、夕方5時から取材の約束だったが、朝6時に玉城さんから41センチのカーエーが釣れたとのメールが入った。
未明に覚め、夜明け前にポイントに入ったら、すぐ釣れたらしい。私用があったので夕方5時に到着。日没前の午後6時24分に夕方から玉城さんの隣で竿(さお)を出していた伊禮賢人さんが38センチのカーエーを釣り上げた。
しばらく間を空けて、午後8時52分に玉城さんに当日2匹目のカーエーがヒット。強い引きを堪能して釣り上げたのが40センチのカーエー。その後アタリが無くなったので午後10時30分に納竿(のうかん)した。
慶佐次漁港を入って左手のテトラは日没前後に安定した釣果が期待でき、右手のテトラは単発で大型が狙えるのでこの時期、お薦めのカーエーポイントの一つだ。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)
慶佐次漁港でカーエー
この記事を書いた人
琉球新報社