4~9月沖縄路線実績 前年同期4.3%増 台風影響少なく


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 沖縄関係路線を就航するJALグループ3社と全日本空輸(ANA)の2016年4~9月の搭乗実績が14日までに出そろった。旅客数は前年同期比4・3%増の742万8081人となった。昨年と比べて今年は台風の影響が少なく、本土と離島を結ぶ路線も好調に推移したため、全体を押し上げた。

 日本航空(JAL)は0・4%増の159万357人。那覇-伊丹は前年を上回ったが、那覇-羽田は微減となった。

 全日本空輸(ANA)は6・1%増の407万6814人。宮古-羽田の新規就航や増便、機材の大型化などで好調だった。

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は2・9%増の151万2609人。昨年と比べ、欠航便数が減少し、新機材の導入に伴う提供座席の増加などで前年を超えた。琉球エアーコミューター(RAC)は9・8%増の24万8301人。那覇-宮古を除き、全11路線が堅調に推移した。