文化、暮らし紹介 若者らウチナーンチュ大会で触れ合う


この記事を書いた人 金城 美智子
暮らしの様子を紹介してマカダミアナッツを渡すハワイからの参加者=21日午前10時45分、中城村民体育館

 第5回世界若者ウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)の2日目となる21日午前、中城村の中城村民体育館で海外からの参加者が自国を紹介する「世界のオキナワ」が開催された。9カ国2地域からの参加者が16カ所のブースに分かれて、沖縄の文化や風習が各国でも受け継がれている様子を説明し、県内参加者からは驚きの声が上がった。

 ペルー出身で県系4世の安座間ジョンさん(35)は、「ペルーでも沖縄のシーサーに似た『トロ・デ・プカラ』という二つペアの置物がある。屋根の上に置く風習がある」と説明していた。

 最後は輪になって自己紹介し合う「ゆんたく広場」で仲を深めた。

 午後1時から同4時までは「世界の芸能フェス」として各国の民俗芸能や踊りが披露される。午後7時からは県内6地区に分かれて41市町村歓迎会が開かれる。【琉球新報電子版】