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沖縄の陶芸史に足跡を残した3人の朝鮮人陶工が来琉してから400年の節目を記念した特別展「朝鮮人陶工来琉400年記念 1616年琉球陶始400年」が1日、那覇市立壺屋焼物博物館で始まった。
那覇市政施行95年記念事業の一環。1616年前後に琉球の陶芸にどのような変化が起きたのか、県内初公開の資料を含めて紹介する。12月25日まで。
薩摩藩を通して来琉した3人が持っていた技術に近いとされる、17世紀初頭に使用されていた鹿児島県の堂平窯(どびらがま)の発掘遺物が県内で初めて展示されている。1616年以前に琉球で作られていた土器との比較ができる。
3日と12月24日午後2時から、同館主任学芸員の倉成多郎さんによる展示解説会も開かれる。同展の観覧料は無料。毎週月曜は休館。