八重山芸能 心一つ やいまぴとぅ大会開幕


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赤馬節を華やかに踊る出演者ら=5日、石垣市新栄公園

 【八重山】全国に広がる八重山のネットワークを深める「2016全国のやいまぴとぅ大会」(同実行委員会主催)が5日、石垣市民会館や新栄公園を会場に開幕した。新栄公園では「郷土芸能の夕べ」が開演し、全国で八重山の芸能に携わる舞踊家らが華やかに舞を演じた。シンポジウムも開かれ、全国の八重山出身者や関係者らが交流を楽しんだ。

 大会は2013年の新石垣空港開港を記念し、初開催された。以来3年ぶり2回目で、全国から郷友会メンバーが来島。石垣島まつりと同時開催となり、会場は多くの人でにぎわった。

 シンポジウムのパネル討論で登壇した石垣市青年団協議会の大濱俊晴会長は「地域行事を通して成長できる環境が八重山にはある。地域のつながりをもっと大事にしていきたい」と八重山の魅力を語った。

 6日は市民大パレードやネットワークづくり大交流会などが開かれ、市民や参加者らは気持ちを新たに八重山の魅力発信や振興発展を誓う。

※注:大濱俊晴会長の「濱」は、右側がウカンムリに「眉」の目が「貝」