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全国の建設塗装工事業者でつくる日本塗装工業会が毎年実施する、11月16日の「いいいろ塗装の日」をテーマにしたポスターデザイン画コンテストで、開邦高3年の元田舞さん(17)=与那原町=の作品が、県内で初めて、最優秀賞に選ばれた。5日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で表彰式が開かれた。プロのイラストレーターも応募する同コンテストで、高校生が最優秀賞を受賞するのは初めてで、最年少受賞となった。
受賞作品は、放課後の教室で2人の女子高生が楽しそうに壁に色を塗っている様子を、温かい色彩で描いている。プロ・アマ問わず、全国から応募のあった83作品の中から1位になった。全国でポスターとクオカードとして配布される。
元田さんは「楽しいイメージで描いた。こんなに立派な表彰式は初めてで、本当にうれしい」と、驚きながらも笑顔を見せた。
日本塗装工業会普及委員会の西下武則委員長は「厳しい審査だったが、審査員の満場一致で(元田さんの作品に)決まった。今までにない、新しいイメージのポスターだった」と称賛した。