沖縄の産業まつり 売上高5%減 即売出展の減影響か


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 10月21~23日に開催された第40回沖縄の産業まつりの第2回実行委員会(会長・呉屋守章県工業連合会会長)が28日、那覇市のホテルロイヤルオリオンで開かれ=写真、総売上高が前年比5・0%減の1億8202万円と報告された。出展は過去最多の552企業・団体で、来場者は前年比5・3%増の24万2500人となった。

 前年の売上高は1億9161万円だった。売上高減少の理由は、展示即売に出展した企業・団体が318店と、前年より7店少なかったことなどが影響したとみられる。事務局は2016年度の仮決算について、出展料や協賛金などの総収入は5151万円、事業活動の総支出は5100万円だった。

 併催された第19回商工会特産品フェア「ありんくりん市」の総売上高は前年比3・9%増の3682万円だった。フェアには県内32商工会、109事業所が出展して、そのうち40事業所に対して133件の商談があった。

 県産品を出品した「うちなーむんオークション」の収益金8万円を、民間救急ヘリを運航するNPO法人MESHサポートに全額寄付したと報告した。