バジル・ホール来琉200周年記念碑除幕式が16日、那覇市の泊緑地で開かれた。関係者が集まって記念碑の建立を祝い、今後も沖縄とイギリスなど、海外との交流が深まることを期待した。
バジル・ホールは1816年、イギリスの使節団を中国に送り届ける途中で来琉し、琉球の人と交流を深めた。その様子を本にまとめて出版し、琉球のことを西洋に紹介した。
バジル・ホール記念碑建立期成会の山口栄鉄会長は、上陸地の泊に記念碑が建ったことに「記念碑建立は、200年前に英国と友好の時代があったことを知らせる大変大きな意義がある。若い人にも知ってほしい」と話した。
【琉球新報電子版】