宝くじ当選名目、240万詐取


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 宜野湾署は28日、宝くじ当選金を名目として約240万円をだまし取る特殊詐欺事件が発生したと発表した。宜野湾署によると、ことし9月上旬に、中城村に住む60代女性の携帯電話に男の声で「あなたは宝くじ当選者の1人です。当選金を受け取るに当たって銀行が宝くじの当選金を立て替えるための費用を先に納めて下さい。1等4千万円なら400万円、2等2千万円なら200万円を納めて下さい」などと電話があり、女性は10月中旬までに合計約240万円を振り込んだという。県警は、「『宝くじ当選金を配当する』などと持ちかけて金の支払いを要求するのは全て詐欺だ」と注意を呼び掛けている。