西武の多和田投手がきねをつき 嘉手納町で餅つき大会


この記事を書いた人 松永 勝利
多和田真三郎投手(左)らと一緒に餅つきをする子どもたち=8日午前、嘉手納町役場横の駐車場

 【嘉手納】嘉手納町青少年センターは8日午前、町役場横の駐車場で新春餅つき大会を開いた。県内で自主トレーニング中の県出身でプロ野球埼玉西部ライオンズの多和田真三郎投手やエースの菊池雄星投手ら5人の選手がサプライズ登場し、会場を盛り上げた。

 大会は今回が15回目。正午過ぎ、多和田投手らが会場に到着すると、町内リトルリーグの子どもたちは興奮のるつぼに。選手たちと一緒に杵(きね)を握った嘉手納リトルエンジェルスの小林吏玖君(9)は「選手たちが格好良く、一緒にできてうれしかった。いつかプロになりたい」と目を輝かせた。4種類の味付けをした餅と雑煮の約800食も完売した。(琉球新報電子版)