県議会、来月6日以降に現場視察 伊計島米軍ヘリ不時着


この記事を書いた人 松永 勝利
うるま市伊計島での米軍ヘリ不時着について議論する県議会米軍基地関係特別委員会=27日午前、県議会

 米軍普天間飛行場所属AH1Z攻撃ヘリがうるま市与那城伊計の農道に不時着した事故を受け、県議会米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)が27日午前、県議会で開かれた。同委員会は2月6日以降の日程で現地視察することを確認した。地元関係者らの話を聞いた上で、抗議決議の可決などを協議する。
 委員会には県当局から運天修知事公室参事兼基地対策課長らも招致した。
 運天氏は事故について、沖縄防衛局の説明によると、ナイトビジョン(夜間暗視)訓練の視察をしている最中に起きたと説明した。事故機は「センサーの異常」で不時着を判断したとの報告を受けたとしたが、具体的にどのような機関の異常があったかは把握していないと述べた。【琉球新報電子版】