琉球大学の2017年度一般入試(前期日程)の合格者が7日午後、発表された。午後3時の発表時間と同時に、7学部の合格者1197人分の受験番号が表示されたパネルが次々と設置された。発表を待っていた受験生や家族は首を伸ばして番号を確かめ「あった」「やったー」と歓声を上げた。
法文学部を受験した那覇国際高3年の仲本聖奈さん(18)=那覇市=は「勉強量に自信がなかった。春から大学生になれるのがうれしい」と小躍りして合格を喜んだ。
目を細めて見守っていた母・裕美さん(41)は「大きな壁を乗り越えた特別な日。合否はネットでも分かるが、現場で番号を見られて喜びもひとしおだ」とかみしめるように話した。【琉球新報電子版】