琉球サンバユニット「宮城姉妹」が「ダンサビラ」発売


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クジャクの羽を身に着けたサンバの衣装で3枚目のシングル「ダンサビラ」をPRする宮城姉妹のKayo(右)とYayo=那覇市の琉球新報社

 琉球サンバユニット「宮城姉妹」が4月5日に3枚目のシングル「ダンサビラ」(Anderginha Records)を発売する。税込み1080円。ブラジルと沖縄の懸け橋をテーマに活動する姉・宮城佳代子(Kayo)と妹・弥生(Yayo)。Yayoの歌詞にシンガー・ソングライターの石川清貴が曲を付けた。石垣島のクジャクの羽を身に着け、豪華な衣装で舞う。

 表題曲「ダンサビラ」はYayoが参加したブラジルサントスカーニバルで感じたことを素直につづった。「つらいことや悲しいことがあっても踊ればその時だけ楽しくなる。だからダンスをしましょうと歌で伝えた」

 他に石垣島の星空を見て作ったバラード曲「見上げた星空」や沖縄の木の精霊「ブナガヤ」とよく似たブラジルの森の精霊をテーマにした「クルピーラ」を収めた。Kayoは「ブラジルの人たちにブナガヤを紹介すると『クルピーラ!』と言われた。赤い髪でいたずら好き。ブナガヤにそっくりなところが沖縄とブラジルの距離の近さを改めて感じた」と笑顔で話した。