新年度が本格始動 県内3銀行で入行式 


社会
この記事を書いた人 松永 勝利
琉球銀行の川上康頭取から採用辞令を受け取る新入行員ら=3日午前、那覇市久茂地の本店

 2017年度が本格的にスタートした3日午前、県をはじめとする官公庁や県内主要企業では辞令交付式、入社式が開かれ、多くの若者が社会人の仲間入りした。多くの若者が新生活での活躍を誓い、企業トップらは柔軟な発想などを求めた。県内3銀行では入行式が行われた。
 琉球銀行の川上康頭取はマイナス金利などの動きに触れ「激動の時代だからこそチャンスが見いだせる」と述べ、固定観念にとらわれない柔軟な発想を求めた。
 沖縄銀行の玉城義昭頭取は「金融機関を取り巻く環境は大競争時代だ。一人一人が良質なサービスを提供できる高品質人材となっていかないといけない」と語った。
 沖縄海邦銀行の上地英由頭取は「銀行員としてだけでなく、社会人としてコンプライアンス(法令順守)を心掛けることが皆さんの信頼確立につながる」と述べた。【琉球新報電子版】

入行式で誓いの言葉を述べる沖縄銀行の新入行員=3日午前、那覇市久茂地の本店
沖縄海邦銀行の入行式で辞令を受け取る新入行員=3日午前、那覇市久茂地の本店