東村出身著名人 ゆかりの品展示 文化・スポーツ記念館開館


この記事を書いた人 平良 正
宮里3きょうだいの展示物を楽しむ来場者=8日午後、東村平良

 プロゴルファーの宮里藍選手など東村出身のスポーツ選手、文化人の功績を展示する「東村文化・スポーツ記念館」が8日、開館した。藍選手の兄、聖志、優作選手や関係者らが駆け付け開館を祝った。

 大嶺進一館長は「村の観光振興、人材育成に向け、行政や地域の皆さんと協力して努めたい」とあいさつした。顕彰者を代表して、宮里優作選手が「地域の方々への感謝を胸に、子どもや大人に夢を持ってもらえるよう、これからも頑張りたい」と力強く語った。

 記念館では、宮里3きょうだいの獲得したトロフィーやクラブ、また重量挙げの元五輪選手、吉本久也さん、琉球古典音楽の人間国宝・島袋正雄さんゆかりの品を展示。そのほかミニパターゴルフも楽しめる。

 館内を楽しんでいた松門(まつじょう)正さん(51)=宜野湾市=は、宮里藍選手のサイン色紙を購入した。「東村だけではなく県民の誇りだ。あやかりたい」と笑った。